【相手の不倫・浮気でお悩みの方へ】慰謝料・弁護士費用はどれくらい?かかる費用を詳しく解説!

一人で苦しまずにまずは弁護士に無料で相談してみましょう。

夫婦の離婚理由の中で多いものの1つとして「配偶者の浮気」が挙げられます。

信頼していた相手に裏切られる痛みというものは到底計り知れません。

しかし「浮気されたので離婚します」とすぐに決断出来る方はそう多くないのが現実です。

というのも離婚後の生活や将来、つまり主に金銭的な部分が不安でなかなか離婚にまで踏み出せない方が多いからです。

今回は、配偶者の不倫や浮気が発覚した際にとるべき対応や、慰謝料・弁護士費用等気になる金銭面についても詳しくご説明していきたいと思います。

どこかで悩める方の一助になれば幸いです。

  • 配偶者の不倫や浮気を知ってしまった時に取るべき対応とは
  • 不倫や浮気について弁護士に相談するメリットは?
  • 慰謝料はどれくらい取れるのか
  • 弁護士に依頼した際かかる費用はどのくらい?

配偶者の不倫や浮気を知ってしまった時に取るべき対応とは

配偶者が浮気をしている、という事実を知ってしまったときに取るべき方法についてですが、結論から申し上げると

浮気の証拠をしっかりおさえておく」ことと「一人で悩む前に相談する」ということです。

証拠についてですが、これをおさえておくことで慰謝料を確実に請求できたり、今後離婚するとなった際に有利に作用することが多いので非常に重要です。

現段階では離婚を考えていないという方も、こういった証拠はとっておくことをおすすめします。 浮気の証拠など本当はすぐにでも破棄してしまいたいことでしょう。そのお気持ちは十分に理解いたしますが、どうかそこをぐっとこらえて今後の自分の未来のためにしっかりとおさえておいてください。

その証拠ですが、どういったものが「浮気の証拠」と判断されるのでしょうか?実をいうと、浮気の証拠として価値の高いものとそれほどでもないものがあります。これについてはブログの方で説明していますのでこちらをご参照ください。

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【相手が浮気をしている?】

ブログにもあるとおり、「間接的に浮気をほのめかすような履歴」だけでは証拠として不十分だと判断される場合があります。

とはいえ、ご自身で「証拠としての価値が高いか否か」を見定めるのは難しいでしょうからひとまずは浮気と思われる物証についてはすべてとっておくのが良いでしょう。

証拠の有効性を判断するのは専門家である弁護士にお任せください。

そして配偶者の不貞行為を知ってしまった際、大切なのは「誰かに相談すること」です。こういった問題は解決を先延ばしにすればするほど、一人で悩めば悩むほど八方塞がりになってしまう場合が多いのです。

そして「配偶者や、浮気相手に慰謝料を請求したい」「離婚を考えている」とお考えでしたら、なるべく早く弁護士にご相談されることをおすすめします。

はじめに言ったように、離婚したくてもできない方が多いのは将来的な生活の事を考えて、というご理由がほとんどです。

当事務所のご相談者様も、「私はパート勤めなので離婚してしまうと今後生活費などが不安です」といった方や、「私達には子供がいるし、自分は専業主婦なので離婚は二の足を踏んでしまいます」という方が非常に多いです。

こういった方には慰謝料も含め今後のライフプランと資産管理についてもこちらから提案させていただいております。

たとえばひとり親になると使える優遇制度や、公的なお金の貸付制度のご紹介など、「離婚後でも安心して生活できる」を目標に一人ひとりサポートさせていただきます。

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【離婚後のお金が心配・・・】離婚後すぐ使える優遇制度や諸手当をご紹介!

不倫や浮気について弁護士に相談するメリットは?

前頁では、配偶者の不倫や浮気を知った際は弁護士に相談することをおすすめします、と申し上げました。今回は「弁護士に相談依頼することのメリット」について具体的にお話していこうと思います。

メリットは大きく分けると以下3点です。

専門家の適切なアドバイスを聞くことができる

有利に交渉をすすめることができる

心身や時間等消費されるエネルギーを軽減できる

➀専門家の適切なアドバイスを聞くことができる

離婚すべきか否か迷われている方でも弁護士に相談することをおすすめするのは、ご相談者様の状況などに応じて適切なアドバイスすることが出来るからです。

ご相談を頂いたからといって「では離婚手続きに入りますね!」ということではありません。

たとえばご本人様の置かれている家庭環境や経済状況など様々な点を考慮して今後の方向性を一緒に決定していきます。

先の見通しがたち、ご相談者様の意志が固まった段階で私達弁護士が介入させて頂くことになります。あるいは、「慰謝料を請求したいけど離婚の意志はありません」という方もご相談ください。もちろん離婚せずに慰謝料を請求することも可能です。

「離婚するかも迷っているし慰謝料を請求するかも迷っています」という方もぜひご相談ください。離婚した場合・慰謝料を請求した場合、それぞれを具体的な金額を用いてシミュレーションを行います。そちらを今後の方向性の参考にしていただければと思います。

②有利に交渉をすすめることができる

弁護士は交渉のプロです。たとえ配偶者が口の上手い方であっても何ら問題はありません。はっきりいって確実に交渉を有利にすすめることが出来ますし、自分で交渉するよりも多額の慰謝料を請求することが可能です。

また、相手が弁護士をつけて、慰謝料の減額や支払いの拒否をしてくる場合もあります。相手が悪いはずなのに、弁護士の巧みな交渉力に負けてしまいご自身にとって不利な取り決めがされてしまったというケースも耳にします。

こういった事を防ぐため、弁護士に依頼することをおすすめしています。

③心身や時間等消費されるエネルギーを軽減できる

不倫・浮気トラブルについては特に心身のストレスがかかります。

ご自身で慰謝料の請求や交渉を実行するとなるとストレスの他に多大な時間もかかってしまいます。

過去にご相談いただいた方には、「浮気相手と直接コンタクトをとるのが苦痛になって依頼しました」という方も何人かいらっしゃいました。

弁護士に交渉を依頼すれば、浮気相手と直接コンタクトを取る必要もありませんし心身の負担が軽減されます。

もし配偶者や浮気相手がなにか主張をしてきたとしても、私達弁護士が法的観点からその主張に正当性があるのかを的確に判断していきます。

心身にダメージを負い、時間とエネルギーを消費する前にまずは弁護士に相談するのがよろしいかと思います。

当事務所は初回相談料も無料となっているのでぜひ一度お問い合わせください。

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慰謝料はどれくらい取れるのか

不倫・浮気に関するご相談で最も多いのが慰謝料に関してです。

今回はこの慰謝料についてお話していこうと思います。

(1)慰謝料の金額について

(2)慰謝料の請求先

(3)慰謝料請求の流れ

(1)慰謝料の金額について

原則として慰謝料の金額には特に決まりがなく、夫婦の話し合いによって自由に決めることができます。

ただし、だからといって高額な慰謝料を請求できるというわけでもなく、調停や裁判所ではある程度の目安が定められています。

金額の判断材料として重視されるのが、「被告にどれだけの非が認められるか」という事のみであり、「原告が相手によってどれだけ傷つけられたか」ではありません。

そして「慰謝料の金額はそれぞれの事情や状況によって変動」します。

たとえば経済状況や子供の有無、婚姻期間やご自身の落ち度、夫婦間の関係性、浮気相手の事実認識、不倫の内容等々。

ご自身の落ち度、というのは配偶者が浮気するに至った落ち度が自分自身にあるかどうかという部分です。もし過去に自身が浮気をしていてその結果配偶者が今回浮気に至ったのだとすれば、慰謝料は減額となる可能性があります。

あるいは、浮気相手に配偶者が既婚者であるという認識がなかった、配偶者が独身だと誤認させるような事を言って騙しており、浮気相手に過失がなかったと認められる場合は慰謝料自体請求できないケースもあります。

増額できるケースと減額されるケースを簡単にまとめてみましょう。

慰謝料が増額できるケース

・婚姻期間が長いこと

・不倫・浮気の期間が長い

・何度も浮気を繰り返している(注意しても浮気を繰り返す)

・浮気によって自身が精神的病を負った場合(うつ病などの診断書がある)

・浮気相手が既婚者だと認識していた

・子供がおり、未成年である場合

慰謝料が減額されるケース

・自身が過去に浮気しているなど落ち度がある

・もともと夫婦関係が破綻している

・婚姻期間が短い

・不貞期間が短い

・浮気相手が深く反省しており、すでに社会的制裁を受けている場合

このように一口に慰謝料といっても、状況によって増減されてしまうのが実情です。

とはいえ不倫や浮気に関する相場はある程度決まっており、数十万から300万円程度とされています。

そのなかでも「離婚はしないが慰謝料請求を行う場合」についてはおおよそ50万~100万円、「離婚して慰謝料請求を行う場合」は100万円~300万円程度とされています。

慰謝料請求については双方による話し合いか、それが叶わなかった場合は裁判で争うことになります。

ブログでもお話している内容になりますが、裁判を行うことは容易なことではありません。資料作成の準備など多大な時間と労力、そしてお金がかかります。

最もベター且つ一般的な慰謝料請求の方法は、交渉のプロである弁護士に依頼することです。

弁護士に依頼することで、慰謝料を可能な限り多く請求することができますし、慰謝料に関する※公正証書などを作成してくれます。(※公正証書とは方に従って作成される公文書のこと。支払い拒否等トラブルが起きた際に効力を発揮する書類をいいます)

弁護士に依頼することで様々な負担を軽減することが出来、何よりも常に安心感を持つことが出来ます。

(2)慰謝料の請求先

「配偶者と浮気相手両方に慰謝料を請求したいのですができますか?」というご質問をたまにいただきます。

もちろん可能です。

ただし、配偶者の方からすでに全額の慰謝料を受け取っているような場合は、浮気相手に対して2重に請求することはできません。

では、「浮気相手だけに慰謝料を支払ってもらうことは可能か?」

こちらも可能です。

そもそも不貞行為の慰謝料は、配偶者と浮気相手が連帯して支払う義務があります。よって、慰謝料は双方に請求することも可能ですし、どちらか一方に全額を請求することも可能です

浮気相手の連絡先が不明な場合は弁護士や探偵事務所を利用することをおすすめします。住所のみわかっていても、電話番号等コンタクトが取れる状態でないと、慰謝料を請求するのに時間がかかってしまったりして、浮気相手に猶予を与えるような形になり解決が長引いてしまうケースがあります。

はじめに言ったように、不倫や浮気を知ったときは一人で悩む前に、誰かに相談するなどして早めに行動することが大切です。

(3)慰謝料請求の流れ

証拠が出揃い、慰謝料請求という形での解決を決めたのであれば次は実際に請求手続きを行います。

一般的な流れをざっくりご説明すると、

1.不倫・浮気の証拠集め

2.浮気相手の人物特定

3.浮気相手と慰謝料について直接交渉

4. 浮気相手と示談書、公正証書の作成

というような流れになります。

こう簡潔に書くととても容易なことのように思えますが現実はそううまくいきません。

配偶者と浮気相手が事実を認めて謝罪した上で、慰謝料の支払いにも応じる、といったケースは私達の経験上でも極めて少ないのです。

たいていは浮気の事実を認めなかったり、慰謝料の支払いを拒否したりするためスムーズにはいきません。

それでもやはりこれらを個人で実行するより弁護士に依頼するほうがはるかにスムーズです。

弁護士費用はかかってしまうものの、時間とエネルギーを使わずして解決できるのでおすすめです。

その気になる弁護士費用については次の頁でお話しします!

弁護士に依頼した際かかる費用はどのくらい?

これまで不倫や浮気が発覚した際は弁護士に相談するのがおすすめだと言ってまいりましたが、中には「相談したいけど弁護士費用が高くて払えないんじゃないか」と不安に思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

というわけで、この頁では弁護士費用についてご説明していきたいと思います。

離婚問題についてまとめたコラムでも説明しましたが、弁護士費用は最初にお支払い頂く「着手金」と依頼が完了した際に頂く「成功報酬」の2つに別れています。

なぜ費用をふたつに別れているのかはコラムで詳しく説明しているのでそちらを御覧ください。

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そして「着手金」「成功報酬金」についてですが、正直な所、着手金や成功報酬金に関しては、ご依頼内容よって金額がかなり変わってきます。

たとえば浮気相手だけに慰謝料を請求するのか、配偶者だけに請求するのか、または双方に請求するのか。

双方からの慰謝料請求となると弁護士による交渉回数が増えることが見込まれるので着手金は上がる可能性があります。

さらに、相手が交渉に応じない・支払いを拒否するような場合には調停や訴訟という選択をとらねばなりません。

そういった場合も成功報酬金が上がることが多いです。

また、不倫や浮気が原因で離婚請求を行うとなると同様に成功報酬金が上がります。

このように、「誰に対して慰謝料を請求するのか」「離婚請求するのか」「交渉にどの程度困難が見込まれるのか」など様々な要件によって金額は変動します

弁護士に依頼したいが金銭的に余裕がない・・とお悩みの方も、まず一度ご相談されることをおすすめします。

ご相談者様の経済状況を鑑み、支払い方法等柔軟に対応してくれる事務所もありますし、最終的に慰謝料でどのくらい手元に残るのか算出することも可能な為、安心していただけるかと思います。

当事務所も初回相談料は無料になっております。当事務所の弁護士費用については以下の通りになっておりますが、ご相談者様のご要望には可能な限り柔軟にご対応させていただきたいと考えています。

     経済的利益の額          着手金          報酬金     
300万円以下の部分      8%     16%
300万円~3000万円の部分      5%     10%
3000万円~3億円の部分      3%      6%
3億円を超える部分     応相談     応相談

ぜひお気軽にお問い合わせいただければと思います。

いかがでしたでしょうか?

配偶者の不倫や浮気に関する対処法について少しでもご理解いただけたでしょうか。

そして今まさに悩んでいるという方、出来ればなるべく早く弁護士にご相談してみてください。

繰り返しになりますが、不倫や浮気に関しては時間が経過すればするほど解決が難しくなります。

一人で悩むまえにまずは法律のプロで、頼れる存在である弁護士に相談することをおすすめいたします。

これらの記事に関してや、不倫・浮気以外のご相談ももちろん承っています。

どうぞお気軽にご連絡ください。

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