[3]生前相続のメリットとデメリット(1)相続税の対象

相続問題

前頁では生前相続をすると税負担が軽減する、つまり節税ができると話しましたね。

それは間違いありません。

ではなぜ節税ができるのか。具体的にどのような手順を踏めばよいのか。

それをこれからお話しします!

それでは、生前相続を話す前に理解を深めるためにも、前提の相続税に関して基本的な知識をお教えいたしましょう。

相続税とは、亡くなった方の遺産を相続によって引き継いだ場合、また遺言によって遺産を引き継いだ場合にその遺産相続が規定の金額よりも多いときにかかる税金のことです。

その対象となる財産は以下の通りです!

例:不動産、車、現金、宝石、債券、特許権等

はい、ここでちょっと何かひっかかった方。

なかなか鋭いですね。

「正の」財産。

お察しの通り、

正があるということはつまりその反対、「負」もあるということです。

では負の財産とはなんなのか。例をお出ししましょう。

負の財産

例:住宅ローン、借金、未払の税金、クレジットカードの未払い分、連帯債務、保証債務、

  損害賠償の債務 

  故人を悼みつつ、遺産処理をしようと蓋を開けたら多額の借金を抱えていた・・・

一気に血の気が引きそうな話ではありますが、実はこれ、往々にしてよくあるケースなんですよ。

ではここで、

Question!

故人が負の財産を抱えていた場合、相続人はこれも引き継がなければならないのか。

Answer!

もちろんそんなことはありません。ただしその場合は「相続放棄」という手続きを踏む必要があります。

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