[4]遺産分割(1)遺産分割の方法

相続問題

以前申し上げた通り、遺言がある場合には基本的にはそれが優先されます。

もし遺言がなければ、相続人の間でどのように遺産をわけるか話し合い(遺産分割協議)をすることになります。この遺産分割協議が非常に重要になります。

この前提をまず覚えておいてくださいね!

この話し合いには相続人の全員が参加する必要があり、戸籍謄本等を取り寄せて相続人が誰なのかをはっきりさせる必要があります。

さて、前頁の議題について深堀していきましょう。

遺産分割の際最も争いが生じやすいのが、不動産しか遺産がないようなケースです。

うまく合意分割できるケースもありますがほとんどの場合はそうではないでしょう。

加えて、前回も話したように「不動産での相続は不要」という相続人もいるはずです。

さらにそもそも条例で、一定以上の広さ以下の分割は禁止されているという場合もあり、現実的に現物分割は難しいといえるでしょう。

そこで、前回も申し上げた通り不動産を売却してそのお金を分割する(換価分割)という方法があります。売却したお金を配分するため、平等で分ける事ができるというのがメリットですね。

さらに不動産の取得を希望しているのが相続人のうちの一人だけであれば、その者が不動産を取得し、ほかの相続人には代わりとしてお金を分配することもできますのである程度融通がきく方法です。

こういった細かい部分を定めていく必要があるので、遺産分割協議において互いの意思をきちんと確認することが大切です。

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