離婚について弁護士に無料で相談しよう!
昨今「コロナ離婚」という言葉をよく耳にするようになりました。
なぜコロナが夫婦間の関係性を悪化させてしまうのか。ご家庭によってそれぞれ事情はあるかと思いますが、おそらく「テレワーク等により共有する時間が増えたことによる一種のストレス」が主な原因なのではないか、と推測します。
夫婦というものは、互いに契約を交わし苦楽をともに過ごした、形容し難い関係を持ちます。それを断つというのは並々ならぬ覚悟が必要です。
つまり離婚するというのは紙きれ一枚で完結するような簡単なことではないと言うことです。
しかしひとたびその決意を胸にしたのならば前を向いて進みましょう。
そんなみなさまの背中を押す存在が、あなたの味方が、我々弁護士なのです。
というわけで今回は、「離婚問題に特化した弁護士選び」について詳しく解説していこうと思います。
弁護士初回無料相談の内容について
ネットなどで「離婚 弁護士」のように検索してみるといろいろな法律事務所を見ることができます。そしてその多くのホームページには「初回相談料無料」と書かれているのを目にしたことがあると思います。
私たち九段下総合法律事務所も同様に、初回の相談料は無料とさせていただいておりますのでお気軽にお問い合わせください。
九段下総合法律事務所の初回無料相談はこちら>>なぜ初回相談料が無料なのか?
「弁護士」と聞くと少し敷居が高いように思われていませんか?なんとなく相談しづらいな・・・と感じられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こういった不安なお気持ちを取り除くためにはじめのご相談料は無料にしている、というのが理由の1つです。
もうひとつは、「皆様に私たち弁護士に任せるか否かを初回相談にて判断していただく」という理由があります。
自分の味方となるべき存在がどのような人物なのか、信頼に足る人物なのか、そういった部分についてあらかじめ知ることができ、任せるか否かの判断材料にしていただくことが可能です。
このようなメリットをもつ「初回相談料無料」制度ですが、実際のところ、その内容はどのようなものなのでしょうか。
当事務所において(※)実際にあった相談を例に、「弁護士事務所の初回無料相談」について詳しくご説明していきましょう。
※個人情報保護の観点から、話の大筋でない部分に関しては別の言葉や単語で言い換えをさせて頂きます。
初回相談の内容
CASE1
相談者A子さん「夫から暴力やモラハラを受けています。離婚したいと考えていますが、怖くて言い出せません。それに私達には子供もいます。離婚成立後は自分が引き取りたいと考えていますが、離婚したあとの金銭面も不安です。」
以前このようなご相談を頂きました。その女性は夫に対しひどく怯え、憔悴されておりました。れでも当事務所に助けを求めてくださったことに私たちが少しほっとしたのも事実です。暗い闇の中から、勇気を振り絞って手を伸ばしてくれたこの女性の力になりたいと強く想いました。
少し話が逸れましたが、まずはこのようにご相談者様が何に対して困っているのか、どのような結果を求めているのか、 私たちに求めることはなにか、を具体的に説明していただきます。もちろん法律の知識などご存じなくても全く問題ありません。出来る・出来ないは後回しにして、とにかく「何を求めているか」を教えて下さい。
もちろん、残念ながら100%ご相談者様の望み通りになる、とは断言できません。ですが、望み通りの結果に最大限近づけるように事を運ぶことは出来ます。
それこそが私たち弁護士のお仕事なのです。
そして今回のA子さんのお望みは大別すると以下の3点でした。
- 夫と離婚すること
- 親権を得ること
- 離婚成立後は金銭的な不自由なく生活が出来ること
この3つの希望がはっきりした段階で、(仮にご依頼頂いた場合の)今後の流れ・そして費用のお話をさせていただきました。
結局小一時間このようなやりとりを行い、この日の相談は終了しました。
当然ですが、当事務所に任せるか否かのお返事は即日にくださらなくて構いません。ご自身でじっくり考えていただきご判断いただければと思います。
ちなみにこのA子さんは初回相談の翌日に「ご依頼します」という返答をいただきました。
そして結論からいうとこのA子さんの上記3点のご希望はすべて達成することが出来、現在もお子様とお二人仲良く過ごされていらっしゃいます。
A子さんの場合は、当事務所にご依頼いただいたことで希望通りの結果を得ることが出来ました。
ですが、あとから話を聞くと「最初は本当に依頼するつもりはなかった。ただ悩みを聞いてほしいと思っていた」とおっしゃっておりました。話を聞いてもらううちに、話をしているうちに、「この状況のままではだめなのかもしれない。行動しなければ一生幸せになれないのかもしれない」と思い始めたそうです。
A子さんのように「悩みを聞いてほしい」という気持ちでいらっしゃっていただいても構いません。ただ、 私たちならばその悩みを解決できるかもしれません。
「初回無料相談」の意味を是非ご理解いただき、思い切ってこちらに手を伸ばしてみてください。
弁護士の費用について
弁護士への依頼を検討する上での一番の懸念点といっても過言ではないのがこの弁護士費用かと思います。
弁護士費用について、まずは「着手金」と「成功報酬」についてお話しをしていきます。
・着手金と成功報酬について
「着手金」とは、端的に言えば弁護士に事件を依頼した段階で支払う費用のことです。この費用は依頼した内容の如何に関係なく支払うもので、たとえ依頼が失敗に終わってしまったとしても返還されることはありませんのでご注意ください。
そして「成功報酬」とは読んで字の如く、依頼が成功した場合にその程度によって弁護士に対し支払う費用のことをいいます。
これを聞くと「なぜ着手金と成功報酬の2つの費用が発生するの?成功報酬だけ払えばいいんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際に、「着手金無料」や「完全成功報酬制」と謳っている事務所が多く存在することも事実です。(こちらについては後ほど詳しくご説明いたしますね)
ですが、着手金と成功報酬に分割されていることにももちろん意味があります。
この理由は2つのポイントで説明することができます。
1つは「依頼に対する責任を着手金という形で負う」。
着手金はいわゆる担保と考えてください。担保、とは「債務者が債務を果たさない場合の、債権者の損害を補うために設けられるもの」のことをいいます。
つまり、着手金を支払うことで依頼者側は「依頼した内容に対する責任を明確に弁護士に取らせることができる」のです。
なにか依頼遂行途中になにかトラブルが起きた場合に「着手金を支払ったのだから責任を持ってくださいね」といえる権利を持つ、それが着手金を支払うことの大きな意味です。
2つ目のポイントについてお話するにあたり、弁護士事務所の内情について説明する必要があります。
そもそも着手金をいただかないということは弁護士事務所にとっては非常にリスキーなことなのです。
離婚裁判を例にご説明しましょう。
裁判を行う、と決定した段階で我々弁護士は書類作成や証拠集めのために多大な時間を消費することになります。裁判が始まればもちろんそれ以上の労力と時間がかかりますし、裁判が長引けば長引くほどその消費は大きくなります。
そしてそれほど多大なエネルギーを使用したのにも関わらず、裁判に負けてしまったとしたら弁護士はその時間をほとんど無給、つまりタダ働きで行ったということになります。
依頼者様からすれば「裁判の結果がすべて」ですから、我々の内情などどうでもよろしいのは重々承知ですが、この事実を知っていれば「着手金無料」や「完全成功報酬制」について疑問がわきませんか?
「そんなリスクを侵して弁護士側に得はあるの?儲からないんじゃないの?」
いえ、そのような事務所であればとっくに潰れてしまっているでしょう。
つまり、答えは1つ。それらの形態にはからくりがあるということです。
たとえば、「着手金無料」を謳っていても、成功報酬で着手金分をプラスαで上乗せされて請求されたりするのはよく耳にします。
そういった事務所のホームページを見てみると、着手金が本当に実質的に無料になるのかは曖昧に表記されているところが非常に多いです。
そういった事務所を信頼しないでほしい、と言いたいのではありません。
実際に着手金を実質無料にしているところもあるでしょうし、なかには本当に善意からそのような謳い文句を掲げているところももちろんあるでしょう。
ただ、「安い」という言葉に対し過度に期待を持つのは危険だということだけは言わせていただきます。
もし経済的に余裕がなくそういったところに頼らざるを得ない、と思われている方がいても、弁護士に経済的に困窮している旨を伝えたり、分割払いにすることは可能か?など費用に対するご相談をされることをおすすめします。
着手金と成功報酬金の2つの支払い形態をとっている事務所でも相談に応じてくれる場合があります。
当事務所の費用形態は以下の通りとなっておりますが、費用に関する相談も受け付けておりますので、どうぞ一度初回無料相談にてなんなりお聞き下さい。
経済的利益の額 | 着手金 | 報酬金 |
300万円以下の部分 | 8% | 16% |
300万円~3000万円の部分 | 5% | 10% |
3000万円~3億円の部分 | 3% | 6% |
3億円を超える部分 | 応相談 | 応相談 |
そしてこれはほんの一例になりますが、先程のA子さんの場合について弁護士費用でかかった金額とA子さんが裁判の結果最終的に得た金額を併せて算出していきましょう。
CASE2
初回無料相談の翌日、A子さんよりご依頼のご連絡をいただきました。その数日後、A子さんには当事務所に足を運んでいただき、「委任契約書」の作成・締結を取り交わし、正式にA子さんの弁護士として着任いたしました。
それから着手金として期日までに30万円(税別)のお支払いを頂くようお願いをし、着金の確認をした後我々弁護士がご依頼内容について本格的に活動をはじめました。
結局、A子さんと元夫は「示談」という形で決着がつき、元夫はA子さんに対し300万円円の解決金(慰謝料等)を支払うことになりました。
A子さんの依頼内容をすべて完遂したということで我々は成功報酬金としてA子さんより48万円(税別)のお支払いを頂きました。
つまり最終的にA子さんの手元には
(解決金)300万円-(着手金+成功報酬)78万円-(税)7万8000円=214万2000円
が残ったという訳です。
すべてのケースがこのような結果になるとは当然断言できませんが、ご依頼の内容によっては弁護士費用を上回る金額を手にすることも可能です。
最終的にどのくらいのお金が残るのかは、ある程度予測が可能です。もちろんこのあたりは初回相談にて詳しくご説明させていただきますのでご安心ください。
離婚問題に強い弁護士ってどんな人?
これまで主に弁護士費用についてご説明してきました。なぜはじめに費用のお話をしたかというと、弁護士を選定する上で大きなポイントになるかと思っているからです。
ですが、費用と同じくらい大切なことがもう一つあります。それは「弁護士の質」です。
同じ弁護士事務所として「弁護士の質」を語るのは少々気が引ける思いではありますが、「勝つ弁護士」と「負ける弁護士」が存在しているのは残念ながら事実です。では、裁判などで勝つためにどのような弁護士を選べばよいのでしょうか?
結論から言うと、離婚を取り扱うにおいて非常に重要なことは「弁護士の人柄」そして「依頼者との相性」だと考えます。
とりわけ離婚問題は、問題解決力が高いだけでは最適解を導くのは難しいのです。みなさん「離婚したい」というのが最終的な目的であるのは確かですが、「なるべくなら穏便に別れたい」「今後の養育費の支払いのこともあるし、摩擦を起こさず離婚したい」という方が非常に多いのもまた事実です。これを実現させるためには、弁護士と依頼者の、円滑で密なコミュニケーションが必須です。
そしてそれを行うには双方の間に厚い信頼関係が存在していることが大前提となります。相手の人柄や相性が自分と合致していれば信頼関係を構築するのは難しいことではありませんよね。
逆にそれが合致していないとかえってストレスを抱えることになりかねません。人柄や相性は、ネットのプロフィールを見ただけで測れるものではありません。まずは電話での対話でも構いません。
弁護士とたくさん会話をして相手がどんな人間なのかご自身で判断されることをおすすめします。
その際よく見ておくべきポイントとしては
・ 聞いたことがきちんとした回答として返ってくる(曖昧な回答をしない)
・過度な誇張表現を使わない
・リスクも併せて説明する(メリットばかり話さない)
・ 依頼者の話をしっかり聞こうとする姿勢がある
・依頼者の意向に可能な限り沿おうとする姿勢がある
等が挙げられます。
「離婚」というデリケートな問題を扱う弁護士は細かい配慮がとくに必要であると我々は考えています。裁判などで勝つことももちろん重要ですが、依頼者とその相手(元配偶者)との間に過度な摩擦を生まないよう立ち回ることの出来る弁護士が真の意味で「勝てる弁護士」であると思います。
いずれにせよ、百聞は一見にしかず。
ホームページのみで判断するのではなく、実際に弁護士と対話をし自分自身でしっかり見極めて慎重に選ぶことをおすすめします。
当事務所の初回相談料は無料になっております。どんなことでも構いません。
ぜひ一度お問い合わせください。
弁護士の選び方
前のテーマは「離婚問題に強い弁護士」でしたが今回はそんな強い弁護士選ぶときのポイントと注意点をお話していきます。
まず、離婚問題に関して弁護士を選定するに際し気をつけるべき点について説明していきましょう。
ほとんどの弁護士事務所が自身のホームページを持っていることが多いです。みなさまもまずはじめはインターネットで弁護士を検索してみるのではないでしょうか?
そのホームページを閲覧するときに気をつけるのが、「弁護士費用の安さ」を全面的に推しているところを過度に信用するべきでない、ということです。
2の「弁護士の費用について」でご説明した部分でもありますが、「着手金無料」と大々的に謳っているような事務所には少し気をつけましょう。もちろん本当に着手金が完全無料の事務所もあるでしょうが、最後に依頼者が弁護士に対して支払う、成功報酬で着手金分を回収しているところがあるということも時々耳にします。
私たち弁護士が、救うべき依頼者に対し一瞬たりとも誤認させるような広告をうっている事務所は信頼に値するとは正直言い難いです。
安さを全面的に説明してくる弁護士よりは、必要経費とその内容について納得できるまで説明してくれる弁護士のほうが良いでしょう。
それから、対話の中で過度な誇張表現を何度も使うような弁護士も注意です。
「絶対に借金がチャラになります!」「離婚の慰謝料で〇○万円もゲットできます!」など依頼者に対し過度に期待をもたせるような甘言を繰り返す弁護士には気をつけましょう。
つまり、逆をいえばきちんとリスクも説明してくれる弁護士のほうが当然誠実であり、信頼に値するといえます。
「難しい試験をクリアしたのだから弁護士なら誰でも大丈夫だろう」
そんなお気持ちを持つのもわかります。ですが残念ながら現実はそうではありません。詐欺行為すれすれの行いをして稼いでいる弁護士の話も時折耳にします。そんな弁護士に引っかからないためには、「弁護士であるなら○○なはずだ」という先入観を捨て、一人の人間として実際に対話してみることです。その対話の中で自分がどう感じたか、相手をどのような人間だと感じたか。それが全てであると我々は思います。
繰り返しになりますが、金銭的に余裕がなく「着手金無料」や「完全成功報酬制」という言葉に惹かれている方はほんの少しだけ立ち止まってみてください。
他にも選択肢はあるかもしれません。当事務所をはじめ、初回相談を無料にしている事務所はいくつかあります。まずは話を聞いてもらうだけでも構いません。
前へ進むために、そして正しい道へ進むためにははじめの分岐点が重要です。焦らずじっくり考えて選んでみてください。
ここまで記事を閲覧いただきありがとうございました。
もし離婚に関してなにかお悩みの方がいらっしゃいましたら、些細なことでもぜひお気軽に当事務所にお問い合わせいただければと思います。
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