新型コロナウイルスで影響を受けた事業者に支給される、国の持続化給付金をだまし取ったとして逮捕される若者が相次いでいます。
システムや支給フローの杜撰さはこの際今は一旦置いておいて、いったいどのような手法で国の目を掻い潜っているのか見ていきましょう。
端的に言ってしまえば、個人事業主として収入があったように見せかけた嘘の確定申告を税務署に提出、そして本年度は収入がなかったというこれまた嘘の台帳をもとにネットで申請を行って終了です。
これにより規定額の100万円が口座に振り込まれる訳ですね。
そう聞けば非常に簡単な流れになっている様に聞こえます。
とはいえ本来、役所の目を欺くということは素人ではほぼ不可能です。
では一体なぜこんなにも多くの若者がこれをすり抜け、悪質な詐欺に手を染めてしまったのでしょうか。
お気づきの方もいるでしょうが、こういった詐欺には必ずプロの詐欺師が裏で糸を引いているものなのです。
無論、言うまでもなく若者らが起こした罪の事実は消えません。
税金をだまし取ったという事はつまり盗人ということです。
彼らは大いに反省するべきであり、罪を償う必要があるでしょう。
しかしこうした若者、人間を食餌にする詐欺師という存在を私は決して許しません。
卑劣な詐欺師の手にかからないためにも、こういった情報を家族間で共有するなどして自衛に努めましょう。
