先般、ドコモ口座事件が世間を騒がせていますが、被害は9月11日の時点で、全国12の銀行で73件、被害総額は1990万円。
なぜこんなことが起きてしまったのか?専門家からはセキュリティの甘さが指摘されていて、ドコモもそれを認め謝罪会見を開きました。
ただこういった問題は企業側だけが気をつけていてもなくなりません。
セキュリティーを高める技術とセキュリティーを破る技術はイタチごっこなので、サービスを利用する消費者の側も、自身の個人情報が漏れないよう、怪しいメールは開かない、また怪しいURLはクリックしない、など日々注意することが必要だと思います。
また、このように世間を騒がせるような事件が起きたあとには、その話題を利用した詐欺が少なからず起こる可能性があります。
例え警察を名乗る人物の要請であっても、ご自身のキャッシュカードやクレジットカードを渡したり、暗証番号を教えたりしてはいけません。
なにか少しでも怪しいと感じたら、自分から最寄りの警察署に電話して相談してみましょう。
また、このような話に限らず、自分がすでになにかの詐欺にあったのでは?と悩んでいる方は、弁護士に相談してみるというのも一つの解決策ではないでしょうか。
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