「親が亡くなりました。そして自分は病気の親のために仕事をやめたのですが何か特別な寄与を頂けるのでしょうか？」
意外にもこの手の質問は多いです。
そしてそれに回答するならば、YESです。
相続人の中に、その財産の維持について特別な貢献をした人がいるときは、その相続人には法定相続分よりも多く貰う権利あるといわれています。
この相続人に与えられる利益のことを寄与分といいます。
この遺産分割において寄与分が認められるためには、相続人が「被相続人の事業に関する労務の提供または財産上の給付、被相続人の療養看護その他の方法」のいずれかで、被相続人の財産の維持や増加について、特別な貢献をしたと認められる必要があります。
ただし、寄与分の基準は曖昧なので相続人同士でもめる可能性があります。
ですので、そういった場合は弁護士に委託し正確な寄与分をそれぞれ算出してもらうのが良いと思います！
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