離婚をするにあたり、お子さんがいらっしゃる方は特に悩まれることでしょう。
親権選択にはじまり子供の養育費や将来の方向性など、多くのことを話し合い、決断する必要があるかと思います。
今回は、話し合う前に考え、決めておくべきことをお話していこうと思います。
☆この記事で分かること☆
子供がいる方の離婚準備
はじめに「親権」について考えるべきでしょう。
自分が親権者になりたいと考えるのであれば相応の準備が必要になります。
ただし、親権争いに関する裁判を行った場合、いくら自分が親権を得たくてもかなわぬ場合もあります。
なぜなら、親権者となる重要な判断材料の1つに「現在の子供の生活はどのように成り立っているのか」というポイントが含まれているからです。
どれだけ子供を愛していても、金銭的に余裕がなく、今後子供を生活させていけるだけの経済力を持ち合わせていない、と判断されてしまえば親権を得るのは難しいでしょう。
もし裁判をせず、互いの話し合いだけで親権を決めることとなっても、「今後、子供を育て行くのにあたって、経済的に余裕があるかどうか」というのは非常に重要なポイントとなります。
その余裕があるかどうか試算するには以下の費用に着目してください。
- ①衣食住の費用
- ②教育費
- ③医療費
- ④かかる税金
そこから、活用できる手当(※お住いの区域によって異なるので役場の福祉窓口で聞いてみましょう)を差し引きし、1か月に必要な費用を算出しましょう。
お金がすべてを左右するとはいえませんが、お子さんの幸せを考えたときには度外視して考えてはいけないポイントです。
ですが、もし金銭的に不安があるが、親権を得たいと考えてらっしゃる方がいれば我々弁護士にご相談ください。
少しでもご意向に沿えるようサポートさせていただきます。