相続税の計算(1)

相続問題

相続税を計算するときは、まず被相続人の財産に対する相続税の総額を把握するところから始めます。

これを把握したらこれに※相続時精算課税の適用を受ける財産を合算します。

※贈与者1人につき、最大2500万円までの贈与が非課税になる制度

このうちお墓などの非課税の財産や被相続人の債務、お葬式の費用などは差し引くことができます。

この差し引いた金額に、相続開始の日の3年前までに、相続人に財産を贈与していた場合には、その財産の当時の評価額で加算します。

これらの差引後の金額から基礎控除額を控除しても残額がある場合は、相続税の対象になります。

基礎控除額は3000万円+600万円×法定相続人の数

で計算します。

(ちなみに、もし遺産総額が基礎控除額以下であれば相続税はかかりません!)

そしてこの基礎控除を除いた残額を「課税遺産総額」といいます。

この相続税額を計算するためには、この課税遺産総額を使って次の3ステップを踏んで計算します。

つぎの頁でわかりやすく説明します!

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