【離婚問題】相手が浮気をしている?

離婚問題

友人同士と話しているとき「どこからが浮気?」論議が起こることがありませんか?

彼氏彼女の間では何をもって浮気とするのかはそれぞれの価値観や考え方によるでしょうが、夫婦の場合は明確な「浮気(不貞行為)と認められる基準」が定められています。

今回はどのような行いを不貞行為とよぶのか、また浮気の証拠となるものを具体的に挙げて説明していきましょう!

☆この記事で分かること☆

不貞行為の定義、浮気の証拠と認められる物証

端的にいうと、法律では「性的な関係であるか否か」というところがポイントとなります。

つまり、配偶者以外と性的な関係を持ったと認められた時点でアウトになるということですね。

それがいわゆる「一夜の過ちであって」も、「相手に対して愛情は全くなかった」としても関係ありません。配偶者以外と性的関係をもったという事実が認められれば、それが離婚理由となるのです。

ですがもし相手が浮気を認めず、確たる証拠もない場合、離婚は成立せず裁判でも負けてしまう恐れがあるため、必ず証拠集めをしましょう。

では具体的に、どのような物証があれば不貞行為だと認められるのでしょうか。

浮気の証拠として価値が高いものとしては、「浮気現場を押さえた写真や動画」

「浮気をしたと本人が認める言葉を含んだ肉声データ」などがあげられます。これらは法的にも非常に効力が高いとされるためほとんどの場合不貞行為として認定されます。

逆に、証拠としての価値が低いものは「浮気相手とのメールなどのコンタクト履歴」、「浮気相手と宿泊したときのクレジットカード明細」です。一見、証拠としては十分足るように思えますが、先ほどもいったように重要なのは、「実際に性的関係にあったかどうか」というところになりますので「間接的に浮気を仄めかすような履歴」だけでは証拠として不十分な場合があります。

まずは自分の状況を弁護士に説明し、どのように証拠集めを行っていくのか、どんな証拠を提出すべきかを相談してみるのがよいでしょう。

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