ここまで離婚裁判についてお話してきましたが、果たして裁判費用はどれくらいかかるのでしょう?
今回は裁判を行うに際してかかってくる費用についてご説明していきます。
まず、裁判の費用は大別して以下4つに分けることができます。
- ①申立費用
- ②弁護士費用
- ③証拠集めの費用
- ④減収分の費用
まず①の申立費用についてですが、これは訴状を提出するにあたりかかる収入印紙や切手代のことを言い、大体2万円前後くらいの費用がかかります。
②の弁護士費用ですが、これは依頼する弁護士や、裁判の結果によって変動するため一概には言えませんが50~80万円程度で考えておけばよろしいかと思います。もちろん内容によってはこれを超える場合もあるので、弁護士に依頼する際は限度額を伝えて交渉してみましょう。
また、裁判費用が支払えない方のために、法テラスでは支払いを猶予したり立て替えたりする制度があるのでこれも視野にいれて考えましょう。
当事務所の費用の目安は以下になっております。支払いのご相談にものりますのでまずはぜひお問い合わせください。
そして③の証拠集めの費用ですが、相手が浮気をしていた場合、調査会社に依頼するとなると費用がかかります。これも内容や調査会社によりますが、おおよそ30万~100万円程度の費用がかかることが見込まれます。
④の減収分についてですが、裁判は基本的に平日の日中に行われるため、パートやバイトをされている方だと減収となってしまうことがありますので、該当する方はこの分を見込んでおく必要があります。
このように裁判を起こすには多額の費用がかかってしまいますが、上記で述べたように法テラスを利用するなどして一時的な猶予を得る事もできます。当事務所では裁判を行った場合の費用の見積もりや、支払いペースのご相談もさせていただきますし、支払いが難しければ調停などの方向も視野にいれて全面的にサポートをいたします。
初回相談料は無料となっているのでぜひ一度お問い合わせください。