相続問題

[4]遺産分割(10)寄与分とは?

「親が亡くなりました。そして自分は病気の親のために仕事をやめたのですが何か特別な寄与を頂けるのでしょうか?」 意外にもこの手の質問は多いです。 そしてそれに回答するならば、YESです。 相続人の中に、その財産の維持につい...
相続問題

[4]遺産分割(9)相続人が行方不明!?

何度も話していますが、原則的に遺産分割協議は相続人全員で行わなければなりません。 ですので、その相続人が行方不明の場合は然るべき手続きを踏む必要があります。 7年以上生死が不明な場合は失踪宣告という制度を利用する必要があります...
相続問題

相続の歴史(3)

ご存じの方も多いと思いますが、第二次世界大戦後に日本国憲法が施行されました。 その年1947年には民法が大規模に改正され、家督相続が廃止されています。 この時の改正では長男相続制も廃止されていて、配偶者にもいかなる子供にも平等...
相続問題

相続の歴史(2)

明治政府が始まった頃、華族や士族には長男相続制という制度が規定され、当然その地位も長男によって世襲されました。さらに、平民にも長男の家督相続制が規定されています。 女戸主を認めなかったわけではありませんが、あくまで例外的なものとされ...
相続問題

相続の歴史(1)

これまで相続法について色々とお話してきましたが、この相続法というのも勿論最初から存在していたわけではありません。様々な変遷を経て現在の相続法が出来上がったのです。 現在の相続法についてはちょっとだけ一休みをして、相続の歴史について振...
相続問題

[4]遺産分割(8)特別縁故者とは

原則として、相続人がいない場合には相続財産は国庫に帰属するということになっています。 しかし、たとえば被相続人が亡くなる前に「内縁の妻」がおり、献身的に世話をしていた場合などには、その内縁の妻に財産を分与することが、被相続人の遺志に...
相続問題

エンディングノート

近頃は時折身震いしてしまうような肌寒い日が訪れるようになりましたね。 皆様はいかがお過ごしでしょうか。 さて、本日のテーマは「エンディングノート」です! エンディングノートとは「終活」には必須のアイテムです。 親や...
相続問題

[4]遺産分割(7)遺言の内容は無視できる?

遺言の内容は、当然すべての相続人にとって納得のいくものとなっているとは限りません。それでも、一人でもその内容通りの遺産の分配を希望している相続人がいれば、どの内容どおりに分配されることになります。 しかし、たとえば遺言書通りだと全財...
相続問題

[4]遺産分割(6)夫と前妻の間に子供がいる場合

前妻の子にも当然相続権があります。もし遺言がない場合には遺産分割協議を行う必要があります。 しかし、前妻とともに夫の元を離れた前妻の子が、どこに住んでいるか自体わからない、といたケースがほとんどでしょう。 これについては、被相...
相続問題

[4]遺産分割(5)相続させたくない人がいる?

勘当した息子・娘がいる、または法定相続人に著しい非行がある、などなど。 相続させたくない人がいる、というケースは多々あります。 結論からいうと、法定相続人に相続させないようにすることはできます。 まず、遺言の内容として、...
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