【相続対策】不動産所有法人の活用①

相続問題

☆この記事で分かること☆

①法人活用とは

②法人活用(同族不動産管理法人)のしくみと効果

ここ最近よく聞くようになった「法人活用」。

今回はその内容としくみを理解していきましょう。

①まず、法人活用とは端的に言うと賃貸用不動産のテナント管理を行う法人のことです。おもに不動産管理法人と不動産所有法人があります。

そしてこの不動産管理法人とは賃貸用不動産を適正かつ円滑に運営するための法人をいいます。

また、オーナーが自らテナント管理を行っていて且つオーナー一族で法人を設立している場合はこれを「同族不動産管理法人」と呼びます。

②同族不動産管理法人とは、賃貸用不動産から得られる賃料収入を管理し、その収入の一部を手数料として募ることで、オーナー個人と同族不動産管理法人の2つに収入を分散させることができます。

これを分散させることによって税負担を軽減することが可能です。

しかし法人とはいえいくらでも手数料を徴収してもよいというわけではなく、一般のテナント管理会社に即した報酬体系で行う必要があります。

そしてこのテナント管理を委託する方法には管理委託方式と転貸方式という二つの形式が存在します。

転貸方式などは別名「サブリース方式」などといいますが、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

次回はそのサブリース方式と管理委託方式のちがいとしくみをご説明していきます。

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